新年度が始まりました。
ようやく近所では桜が綺麗に咲いたところです。
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TVでニュースをつけると、悲しい話は尽きないですが、もっと輝く明日を
信じてやっていきたいですね!

それでは早速ですが、今回紹介するエルヴィス・プレスリーの曲は

The Girl of My Best Friend

です。 

 
この曲は、元々はチャーリー・ブラックウェル(Charlie Blackwell)が
歌ったものです。

歌詞内容をみてみると、女友達に想いを
寄せていて、しかもその女友達にはもう既に
相手がいるようです。

しょっぱなから

彼女の歩き方
彼女の話し方


にメロメロな様子です。(笑)
でも想いを伝えられない苦悩が描かれてます。 

終わり方次のフレーズでフェードアウト
していきます。

Please let it end

前後関係から、この想いを断ち切って
しまいたいという意味だと思います。
でもできない…という、簡単には断ち切れない
想いが、フェードアウトすることによって
よりいっそう強く印象付けられます。

この曲も2分30秒ほどと決して長くないですが、
この間に想いが濃縮されてますね。

基本的に私は歌詞は気にしないので、
この曲のメロディーラインと構成に惹かれて
いました。

出だしが男性コーラスの
♪ah-ah-ah-ah-ah~
で始まり、エルヴィスがけだるそうに
歌い始めます。
伝えられない苦悩と、想いを抑圧しているのが
よく伝わってきます。

基本のメロディーが繰り返されるとても
シンプルな曲ですが、
一度だけ違うメロディーが入ります。

I want to tell her how I love her so

の部分です。
彼女に想いを伝えたい!」という気持ちが
わかりやすく伝わってきます。
そして結局、
「でもそんなことしたらもう顔合わせられないよな~…
と、やっぱり基本のメロディーに戻ります。
なんだかすごくリアルで、
等身大の人物像を感じられる作品
なっていると思います。

このような経験ある方は、
きっと共感できるのではないでしょうか?

スーパースターエルヴィスプレスリーが
表現する等身大の恋愛苦悩ソング、
是非ともご賞味くださいませ!

それでは、ご精読ありがとうございました!