もうすっかり夏ですね。
暑い日が続き、すっかりダウン気味です。。

ということで前回に引き続き、爽やかな気分にしてくれる曲を
紹介したいと思います。

今回紹介する曲は、

Kentucky Rain
邦題:雨のケンタッキー


です。

この曲はエディ・ラビット(Eddie Rabbitt)が
作ったもので、エルヴィスがそのデモテープを
とても気に入り、歌うことになったそうです。
エディ・ラビットご本人によるセルフカバーも
後に出ているようですね。

この歌は、簡潔に言ってしまうと
「雨降るケンタッキーを舞台に、
いなくなってしまった彼女を探している」
歌です。
元々とてもストーリー性の高い歌詞内容で、
そこにエルヴィスの表現力が加わり、
聴くだけでまるで1本の映画を
観終わったかのような気分になります。

特にお気に入りのフレーズは

『♪no wait, the day before』

です。

ベンチに座る老人に彼女の写真を見せて
彼女の行方を尋ねると、その老人が
見かけたけど記憶がはっきりしないようで、
「昨日だったかな、いや待て、
一昨日だったかもな。」

と言っているシーンになっています。
このフレーズを聴くと、すぐにその画が
思い浮かんでくるので、とても面白くて
お気に入りです。

もうひとつ、お気に入りのフレーズは

『♪With the rain in my shoes ...
Searching for you』

です。「rain in my shoes・・・」の寂寞と
した感じが、雨の日に聞いたら雨音が
いい具合に混ざり合いそうだなと個人的に
思います。
そして、続く「Searching for you」で
一気に盛り上がるのですが、
ここの緩急が素晴らしくて、
彼女に去られた歌ですがとても前向きな
気持ちになれる歌だなと感じました。

皆様も是非ご賞味ください!